CYLLENGEブログ
2025.12.17
―“自分たちは関係ない”は通用しない時代:中小企業を狙う攻撃の実態―

近年、サイバー攻撃の矛先は大企業だけでなく、中小企業にも確実に向けられています。理由は明確で、「相対的に防御が手薄で、狙えば侵入しやすい」からです。
一度被害が発生すれば、業務停止や信用失墜、取引停止といった深刻な影響が生じ、事業継続に関わるケースも珍しくありません。
本記事では、なぜ中小企業が狙われるのか、攻撃者が用いる手口、そして今日から実践できる現実的な対策について、分かりやすく解説します。
目次
1. 中小企業も狙われる時代
大企業じゃないから狙われないと考える経営者は少なくありません。
しかし実際には、標的型攻撃の被害報告の多くが中堅・中小企業です。
攻撃者は「守りの甘い企業」を見抜き、そこを突破口として大企業や行政機関へ侵入します。
つまり、企業規模に関係なく“誰もが狙われる”のです。
2. 攻撃者の狙いとその手口
攻撃者はまず、SNSや企業サイトなどから従業員情報を収集します。
次に、取引先を装ったメールを送り、信頼関係を悪用して感染ファイルや不正リンクを開かせます。
いわゆる「なりすまし攻撃」や「サプライチェーン攻撃」です。
標的型攻撃の怖い点は、すぐには被害が表面化しないこと。
気づかないうちに機密情報や顧客データが抜き取られるケースもあります。
3. 今すぐ始められる対策
中堅・中小企業に求められるのは「高価なセキュリティ製品」よりも、
まずは社員一人ひとりが攻撃を見抜く力を持つことです。
定期的な標的型攻撃メール訓練やセキュリティ教育を行うことで、
不要なURLクリックを減らし、組織全体の防御力を高めることができます。
また、万一の感染を想定したインシデント対応体制の整備も欠かせません。
4. まとめ
標的型攻撃は、企業の規模を問わず狙われる“現実的な脅威”です。
「自社は大丈夫」という油断こそが、攻撃者にとって最大のチャンスになります。
標的型攻撃対策には、株式会社CYLLENGEの CYAS(サイアス) が有効です。
CYASは、標的型攻撃メール訓練とセキュリティ教育を一体化したサービスで、社員の“気づく力”を育て、実際の攻撃にも対応できる組織づくりを支援します。
サイバー攻撃から会社を守る第一歩として、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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