CYLLENGEブログ
2025.09.02
長期休暇にこそ高まるサイバーリスクとその備え
―長期休暇にこそ高まるサイバーリスクとその備え―
長期休暇期間を安全に楽しむために知っておきたい対策
長期休暇はサイバー攻撃を行う側にとっても絶好の機会です。本記事はお盆休みや年末年始の長期休暇中にも安全に楽しく過ごすため、知っておきたい内容を掲載しています。
目次
1. なぜ長期休暇はサイバー攻撃の「格好のチャンス」なのか?
企業や組織では、長期休暇中にセキュリティ担当者や管理者が不在になることがあります。監視体制が手薄になることで、異常なアクセスや不正な挙動に気づくのが遅れ、被害が拡大するリスクが高まります。
また、心身共に「休暇モード」で警戒心が薄れるのも要因の一つです。
例えば、年末年始はキャンペーンや福袋セールなどを装ったフィッシングメールや偽サイトが増える時期でもあり、つい不用意にリンクをクリックしてしまう危険があります。
また、個人で利用している端末にも注意が必要になります。
ホテルや空港、カフェのWi-Fiなどはネットワークの暗号化が不十分な場合が多く、盗聴やなりすまし攻撃のリスクが高まることから利用には注意が必要です。
2. 長期休暇中に増える脅威
長期休暇期間に多発するサイバーリスクには、次のようなものがあります。
3. 長期休暇前にやっておきたいサイバー対策
安全に長期休暇を過ごすためには、事前の準備と意識が重要です。
日頃から準備しておくことで安心安全に長期休暇へ臨むことが可能となります。
4. まとめ
長期休暇は心身を休める大切な時間ですが、同時にサイバー犯罪者にとっては格好の狙い目でもあります。
• 警戒心の低下
• 監視体制の手薄さ
これらが重なることで、被害が発生しやすくなる期間でもあります。
パスワードやソフトの更新、事前の注意喚起など、少しの工夫で大きな被害を防ぐことができます。
「楽しい思い出」だけを残せるよう、サイバーセキュリティも旅の準備のひとつとして考えてみてください。
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