株式会社CYLLENGE(サイレンジ)

CYLLENGEブログ

2025.07.01

海外セキュリティ依存のリスク──国産ソリューションを選ぶ理由とは

目次

  1. はじめに
  2. 海外製セキュリティ製品のリスクとは
  3. 国産セキュリティ製品の強み
  4. CYLLENGEが提供する安心
  5. まとめ

1. はじめに

近年、ITサービスのクラウド化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展により、企業のセキュリティ対策はかつてないほど重要になっています。
多くの企業が、利便性やコスト、機能面を理由に海外製のセキュリティソフトやクラウドサービスを導入していますが、その一方で、海外製品特有のリスクに目を向ける必要があります。

2. 海外製セキュリティ製品のリスクとは

最も注意すべき点は、海外製のセキュリティ製品が、提供国の法制度や政策の影響を受けやすいということです。

たとえば、ある国が国家安全保障や輸出管理の観点から、特定の地域へのサービス提供を制限する──こうした事例は過去にも実際に起きています。

万が一、利用中のサービスが政治的な判断で制限されれば、企業の業務継続に大きな支障をきたす恐れがあります。
また、業務データや顧客情報が海外のサーバーに保管されていること自体にもリスクがあります。

自国の法律が及ばない環境では、情報漏えいや監視、アクセス制御の透明性といった点に対し、不安を完全になくすことはできません。
さらに、アップデートやサポート体制にも課題があります。脆弱性への対応が遅れたり、日本語サポートが受けられなかったり、時差の影響で緊急対応が遅れるといったケースもあり、運用上のリスクとして無視できません。

3. 国産セキュリティ製品の強み

こうした背景から、経済産業省も国産のセキュリティソリューションの活用を推奨しています。

国産製品は、日本の法律や業務慣習に即した設計・運用がなされており、国内ユーザーに最適なアップデートスケジュールやサポート体制を提供できます。
特に、緊急時における迅速な対応や、言語の壁がないサポートは、安心感の大きな要素となります。
また、海外サーバーにデータを保管するのではなく、国内サーバー保管するかたちであれば、日本の個人情報保護法やサイバーセキュリティ対策基本法といった国内法の保護下で一貫してデータが管理されるため、万が一のトラブルにも国内の法体系で適切に対応できるという安心感があります。

4. CYLLENGEが提供する安心

CYLLENGEは、日本国内で開発・運用を行う国産セキュリティソフトウェアのベンダーとして、企業・自治体・教育機関など、幅広いお客様に選ばれています。
• データは国内データセンターで厳格に管理
• 日本語による手厚いサポート体制を完備
• 日本企業の実情に合った柔軟な導入・運用が可能
導入から運用、そして万が一のトラブル対応まで、安心してお任せいただける体制を整えています。

5. まとめ

企業にとって最も守るべきは、顧客の信頼と自社の情報資産です。だからこそ、「どこで、誰が、どのように守っているか」という観点から、セキュリティ対策を見直すことは非常に重要です。
海外依存のリスクを回避し、確かな信頼と安全性を両立するために今こそ、国産セキュリティを選ぶ理由があります。
CYLLENGEは、皆さまの情報を守るパートナーとして、安心・安全な環境づくりをこれからも支援してまいります。

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